フラッシュカードの購入を考えていますが、高速でカードを見せれるか心配で。高速で見せる以外の使い方はありますか?
その質問にお答えします!
本記事の内容
- フラッシュカードとは
- フラッシュカードの誰でも出来る取組み方 3選
- フラッシュカードを取組む時の注意点3つ
- 現役幼児教育講師がオススメする「初めてのフラッシュカード」3選
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、幼児教育0~3歳児クラス担当の現役講師です。
小学1年生の息子は3月31日生まれで且つ、難治てんかんを患い脳にダメージを受けましたが、家庭での知育取組みを通して小学校生活を楽しんでいます。
学校での実績(2022年3学期)
- 算数テストオール満点
- 漢字テスト8回中5回満点
- 全国児童画コンクール入賞
- 体育 2重飛び・逆上がりができる
今回は誰でも簡単にできるフラッシュカードの取組み方を厳選してご紹介
コロナ禍でおうち時間が多くなり、子供とのおうち時間をどうすごせばいいか悩んでいる親御さま達におすすめしている取り組み方を今回はシェアしたいと思います。幼児教室のレッスンで取り入れているもの・家で息子と一緒に取り組んでいる方法です。
フラッシュカードとは
こんな力が身に付きます
記憶力
ドッツや絵カードを高速フラッシュすることで、低速な情報にしか反応できない左脳では処理できず、高速自動処理機能をもつ右脳で情報を処理するようになります。
脳が最も成長する幼児期に、右脳を活性化することで、脳全体をバランス良く使うことができるようになり、学習が非常に容易になります。
語彙力
幼児期は、言葉を覚える能力が高く、言語の吸収力がとても高い時期です。
絵カードのフラッシュによって、多くの言葉をインプットし、豊かな語彙を身に付けることができます。
計算力
ドッツカードをフラッシュすることで、数字と数の概念を身に付けることができます。
また、右脳に働きかけることで、右脳が本来持つ、コンピューターのような高速計算力を身に付けることができます。
その他にも、取組み方次第でたくさんの身に付く力があります。こうやらなきゃ、という決まりはありません。楽しく使って色んな力を育てていきましょう。
引用元 七田式オフィシャルHP
フラッシュカードの取組み方3選
- 「ドッツカード」で比べっこ
- 「絵カード」で一緒に見つけよう
- 「絵カード」でお話イメージを楽しもう
上記の3つが簡単にすぐ始められる私のオススメの取組み方です。
七田式カードフラッシュおためしセットを使用して1つずつ簡単に解説していきますね。
ブログ最後に「初めてのフラッシュカード」オススメ3選でこちらの商品リンクが貼ってあります
「ドッツカード」で比べっこ
ドッツカードで比べっこ の効果
・比較
・イメージ力
・算数脳 等を育てます♪
ドッツカードで比べっこ の取組み方
・「どっちが多いかな?」「どっちが少ないかな?」と2枚を並べて指さしで一緒に確認♪
→初めは、大人が「こっちが多いね」「こっちが少ないね」と教えてあげるだけでもOK
・月齢が上がると指さしから「上・下」や「右・左」と言葉で一緒に確認♪
・間違えてもOK、カードに触れるだけでOK、楽しく比べっこしてみよう
「絵カード」で一緒に見つけよう
「絵カード」で一緒に見つけよう の効果
・親子のスキンシップ
・体の感覚が育つ
・触れた部分からのイメージが育つ
「絵カード」で一緒に見つけよう の取組み方
・「頭はどこかな?」「おなかはどこかな?」と声掛けしながら一緒にタッチして見つける
→初めのうちは、大人が「ここが頭だね」「ここがおなかだね」と教えてあげるだけでもOK
・月齢が上がるとお互いの部位をタッチしてみよう「ママの頭はここにあるね」「パパの肩はここだね」などと声掛けをしながらやってみよう
・タッチできたら、その部分を撫でてあげよう♪人に優しく触れることのインプットにもなるよ!
「絵カード」でお話イメージを楽しもう
「絵カード」でお話イメージを楽しもう の効果
・語彙力
・想像力
・共感力 などが育ちます
「絵カード」でお話イメージを楽しもう の取組み方
・2枚の好きなカードで、面白おかしくお話を作っちゃおう♪
→初めのうちは、大人がお話を創って聞かせてあげるだけでもOK
・月齢が上がるとお子様もお話イメージにチャレンジ
・お話の中に、色や匂い、音などの言葉も入れて五感を刺激しよう♪
例:「雨がパラパラ降ってきたね、あれ、あまーい匂いがしてきた!赤くてキラキラ光るイチゴが降ってきた!口を上に開けて食べちゃおう♪わぁぁ、甘―い美味しいイチゴの味が口いっぱいに広がったね」など
一言でもお話できただけでOK!チャレンジしたことをたくさん褒めてあげよう♪
最後に、フラッシュカードを利用するときに注意すべきことを、3つほどご紹介しておきます。
フラッシュカードに取り組む時の注意点3つ
注意点①:無理やり見せない
注意点②:真剣な顔にならず笑顔で楽しく
注意点③:高速フラッシュカードは長くても5分くらいまで
注意点①:無理やり見せない
1つ目の注意点は、無理やり見せないことです。
何事も、無理やり取組むものに拒否反応がでてしまいます。
苦手・嫌いになるきっかけとなってしまうので、子供がカードに興味を示さないときは、時間を置いてから取組みましょう。
大人もカードを見せたいのに見てくれない!とストレスになってしまう可能性もあります
お互い楽しくリラックスしているときだけ、時間も少なくて大丈夫です。毎日の気分に合わせてやってみましょう(もちろん毎日でなくて大丈夫です♪)
注意点②:顔は笑顔で楽しく
2つ目の注意点は、笑顔で楽しく取組むことです。
どうしても見てほしくて顔が真剣になってしまうと子供も身構えてしまいます。ぜひ、笑顔で楽しく取組んでください。あくまで子供主体で、集中力がきれてしまったらそこでおしまいで大丈夫です。。また、見なくても耳から聞こえるだけでOK!聞きなれた大人の声は心地よく子供に届きます。カードを見なくても耳だけでインプットはできています♪
注意点③:高速フラッシュカードは長くても5分くらいまで
3つ目の注意点は、高速フラッシュカードの時間です。
フラッシュカードの基本的な使い方の高速でフラッシュして言葉をインプットする取組みですが、よく見てくれるからといって長時間やらない方が良いと私は考えています。
一点をずっと見続けると目が疲れてしまうからです。小さなお子様だと目に負担がかかってしまうので、長くても5分までにしてください。たくさん取組みたいときは、午前と午後に5分ずつなど、長い休憩を入れてみてください^^
まとめ
今回はフラッシュカード誰でもできる取組み方についてと、取組む時の注意点をご紹介してきました。
ご紹介した取組み方を是非試してみてください♪その他にもアイディア次第でたくさんの取組み方ができます♪また次回、ご紹介していきたいと思います!
最後に初めてフラッシュカードを手に取るかたへオススメのフラッシュカードをご紹介させて頂きます♪
番外編
フラッシュカードには表と裏面があります。表が絵で裏が文字や数字というパターンが多いです。
ぜひ、裏面も活用して書かれている文字や数字を一緒に声に出していってみましょう♪
語彙力や数字力がアップしますよ☆彡
現役幼児教育講師がオススメする「はじめてのフラッシュカード」3選
- 七田式 カードフラッシュおためしセット
- くだものやさいカード〈1集〉 (くもんの生活図鑑カード)
- 学習カード図鑑 はな・くさき(講談社)
七田式 カードフラッシュ おためしセット
バランス良くカードが入っていて、初めてフラッシュカードを手に取る方に一番オススメのカードです
くだものやさいカード〈1集〉 (くもんの生活図鑑カード)
身近な食べ物がきれいな絵で描かれているカード。色遊びや言葉遊び、おままごとにも使えます
学習カード図鑑 はな・くさき(講談社)
きれいな写真の植物カード。お散歩のお供に、図鑑代わりに、絵の模写に、使い方は無限大
コロナ禍で、長引くおうち時間の過ごし方のお役に立てれば嬉しいです。最後までご覧くださりありがとうございました。